加山雄三の歌が好きだ。どの曲も男のロマンを見事に歌い上げている。特に若大将シリーズでは海をテーマにしたものが多く、海の魅力と大きな夢を私たちに与えてくれた。71歳を超えた彼は、今も羨むばかりの若さを保ちファンを魅了し続けている。「君といつまでも」「夜空の星」「旅人よ」そして「サライ」など数多くの名曲を歌ってきた。
なかでも「海・その愛」は私が最も好きな歌である。「♪〜海に抱かれて 男ならば たとえ破れても 燃える夢を持とう・・・海よ俺の母よ 大きなその愛よ・・・」スケールの大きな素晴らしいドラマでもあるのだ。そして胸を打つ歌詞の数々。大海原の魅力と感動が蘇ってくる。
海の男達を育てる三重県鳥羽市にある国立鳥羽商船高等専門学校を訪ねた。ここは全国に5つある商船高専のうちの一つで、120年を超える最も歴史ある学校だ。四方を海に囲まれた島国・日本。海運界の発展なくして今日の発展はなかったといっても過言ではない。この学校から多くの人材が海運界へ飛び出して行った。海上運搬に必要な商船・航海・機関・海上輸送技術と、機械・電子・制御・情報・生産技術の両面に渡って、高校3年とプラス2年の5年間の一貫教育となっている。
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