当時の心斎橋は長さ35m、幅4mの木橋であった。しかし1964(昭和39)年に長堀川は埋められ、橋は不用となり撤去されてしまった。その後、住民の強い要望により石橋の一部が復元され、橋の欄干やガス灯が再び設置され現在に至っている。 心斎橋筋はこれまで何度か歩いたことがある。ここをぶらりと歩くだけで、何故かウキウキとした気分にさせてくれるから不思議だ。中心街には江戸時代より続いている心斎橋筋呉服店松屋(現在の大丸)が、元気に営業している。創業290年というから驚きである。デパート内に入って「足立美術館展」を見学させて頂いた。島根県にある足立美術館には以前行ったことがあるので、親しみを持って横山大観の作品を観賞した。心斎橋筋とともにいつまでも繁栄を祈っている。 撮影2007年春
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