「ホテルをもっと楽しんで下さい」と言われた。あるホテルのオーナーとの対話が思い出させる。しかしこれまでの利用は、ほとんどが寝るだけ。もっと心の余裕、時間の余裕、そしてお金の余裕があれば、幅広い楽しみが開けたのかも知れない。

　眼下に広大な東京湾が一望できた。アパホテル＆リゾート＜東京ベイ幕張＞は地上１８０ｍ、５０階建ての高さを誇る日本最高層ホテルである。部屋数は１００１室。結婚式をはじめ、展示会、各種イベント、会議室などにも対応。そのなかで旅の楽しみの一つは、何といってもお風呂。シティーホテルには室内にあるシャワー式の狭い風呂しかない。嬉しいことにここは４階のフロアー全てを大浴場にしている。そのなかには露天風呂、檜風呂、うたた寝風呂等、開放感でいっぱいだ。海浜リゾートで温泉旅館の気分を満喫出来る。

　隣にはホテルの王様「ホテルニューオータニ幕張」がある。ここの自慢は何といっても東洋一の規模を誇る、スポーツ＆リラクゼーションの施設であろう。適当な運動で爽快な汗を流し、心地よい休息のひと時を楽しむことは、健康の大事な要素かも知れない。ホテルのロビーに入ると、「ホテルニューオータニ大阪」の責任者をしている友人を思い出す。以前このホテルで勤務されていたとか。彼の姿が従業員の姿とオーバーラップして親しみを感じた。その他、近くにはいくつかのホテルがあるようだ。