子供の頃、父に連れられて大阪で開催されていた見本市を見学したことを覚えている。大きな建物の中にはたくさんの人が詰めかけていた。そこには最新の商品、便利な機械等、日本経済が音を立てて発展しているように実感した。その後も機会があれば様々なジャンヌの見本市に、進んで見学に行くように努力している。最近では大阪ガスの展示が最も印象的に残っている。 さて近年目覚しい発展を続けている千葉県。なかでも千葉市美浜区にある幕張メッセは、それらを象徴する一つであろう。メッセとはドイツ語の「見本市」を意味するMesseに由来している。そこは21万平方メートルの巨大な国際展示場1〜8ホールと、9〜12ホール、国際会議場、イベントホールの4つの建物からなっている。唯大きいだけでなく、各種建築協会賞を受賞している見事な建物でもあるのだ。 催し物では「東京モーターショー」、「セミコンジャパン」、「CEATEC JAPAN(旧エレクトロニクスショー)」、「東京オートサロン」、「東京ゲームショー」等。その他「幕張メッセ“どきどき”フリーマーケット」が日本最大のフリーマーケットとして、ゴールデンウィークに開かれている。更に音楽イベント、入学試験等、多岐にわたって使用されている。
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