夏休みに家族で神戸市立王子動物園に行った。もう20年ほど前のこと。一人の子供が臭いに敏感で、暑さの中でもあり、動物の糞の強烈な臭いに拒否反応。親としては楽しく喜んでもらえると思っていたが大失敗。
ところが冬に行くと臭いは全く感じないのだ。それにお客も少なく、ゆっくりと見学が出来る。しかし見るからに寒い。特にライオン、トラ、キリン、カバ、シマウマ、それに象さん。まだまだ沢山いるが、みんなアフリカをはじめ、暑い南の国から来た動物たちだ。日本の気候にすっかり慣れたのではと、勝手に良い方に理解したくなる。 それに比べて、白クマ、オットセイ、ペンギンたちは元気いっぱいだ。この動物園には世界中から160種類830点もの動物が集まって来ている。 子供の頃に「一番好きな動物はな〜に?」と、よく聞かれたことがある。おそらくライオンとかトラとかを答えたのであろうが、今同じように聞かれると私は「白クマ」と答えます。その理由は何処となく体型が似ており、色白の顔・身体に共通するものがあるのかも知れない。ちなみに私のホームページにも名刺にも、可愛い?白クマさんのキャラクターを使っている。
日中の国交が急速に深まりつつある今日、パンダ、キンシコウをはじめ、動物の交流も大きな役目を果たしている。ここ王子動物園も同じだ。その中の公園の一角に、秦始皇帝時代の「兵馬俑」のレプリカが設置されている。これは私の親友のサス・サンワ(株)広瀬社長が、贈呈を希望されたことが実現したもの。世界遺産にもなった「兵馬俑」を通して、未来を託す子供たちに更なる日中友好理解になれば幸いだ。冬の動物園にも、元気な動物が私たちを待ってくれている。さあ〜! 撮影2005年 冬
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