あれは何だろう?大阪駅の梅田付近に行った時、これまで見たことのない新しいビルが建っていた。それは何ともユニークなビルで、興味は尽きない。近づいて見てみると世界に類を見ない高度な建築技術と、美しさを追求したロマン溢れる「連結超高層ビル」であった。
今から7年ほど前のことであった。4人も娘がいる3番目をドイツに留学させたかった。ドイツにいる私の親友からも、是非預かりたいと協力してくれた。場所はジュッセルドルフから2時間ほど離れた静かな町であった。そこに「アンネ フランク学校」があり、幸いなことに入学許可を頂いたのだ。それは「アンネの日記」で有名な彼女の名前だとすぐに理解できた。
第二次世界大戦中にナチスドイツはユダヤ人を迫害。アンネは家族と共に2年間、隠れ家で暮らした時に書いた日記。それは激しい迫害と人種差別にも負けないで、人を愛し、生きる希望を持ち続けた内容であった。しかしアンネはナチス強制収用所で15歳の短い生涯を終える。収容所が解放される僅か1ヶ月前のことであった。
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