爽やかな春の山下公園を歩いた。沢山の人が春の季節を楽しみ、公園と海辺の景色に見取れていた。ここは異国情緒溢れる横浜の観光スポット。「♪〜赤い靴 はいてた 女の子 異人さんに 連れられて 行っちゃった〜」の歌を子供の時はよく口ずさんだものだったが、「赤い靴をはいていた女の像」がこの公園にあった。美しい花が喜び一杯に咲いていた。 岸壁に大きな船が停泊していた。「氷川丸」である。1930(昭和5)年に竣工後はシアトル航路を主に「北太平洋の女王」とまで云われた。戦前戦後を通じて太平洋を248回横断、輸送した人は25,000人。1960(昭和35)年現役を引退。横浜市は氷川丸を横浜港のシンボルとして誘致し、多くの人達に現在も親しまれる存在となっている。 近くには106mの「マリンタワー」がもう一つの横浜の顔として、360度のパノラマが港と海、そして横浜市街地を見渡せる観光スポットになっている。神戸生まれの私にとって、横浜を訪れれば訪れるほど親近感が増してくる。ここは港町。 |