◆「日本菊花全国大会」

 1984年より「日本菊花全国大会」は大阪府和泉市にある「国華園」にてスタートしました。全国各地で受賞を重ねた愛好家が文字通り "日本一" を競う大会として今年で19回目を迎えております。年々規模も拡大されレベルもアップし続けており、鉢ものとしては25,000鉢、切花は4,500本がほぼ全国から出品されております。なかでも特殊総合花壇は、様々な品種の大菊小菊を組み合わせて風景を作るものでスペースも大きく、迫力満点で見る人の足が思わず釘付けになってしまう。まさに「大会の花」なのであります。

 その特殊総合花壇に私が最も尊敬してやまない(株)澤田食品の澤田正夫会長が出品されております。今年で2回目の出品であります。持ち前の限りない努力、素晴らしい想像力は年々向上し、見る人に感動と歓びを与えて頂いております。2003年11月5日は全国の出品者にとってこれまでの評価が採点される大事な日となりました。結果は全国第3位「大阪府知事賞」受賞という大成功・大勝利の大変な名誉あるものとなりました。昨年が第8位であるから上昇であります。この一年のご努力に心から敬意を表すると共に衷心よりお祝いを申し上げます。

 驚くことに神戸「相楽園」にも、更には「明石城公園」にも多数の作品を出品しており、それも各種部門別に大変な価値ある賞を頂いております。特に相楽園での特殊総合花壇では「国土交通大臣賞」という最高の賞を頂いております。

2003年 秋