◆ウイングスタジアム神戸の感動

 2002年FIFAワールドカップサッカーが、日本韓国同時開催で全世界の注目のなか、国の名誉をかけて男の熱い戦いがスタートをした。日本の歴史上ワールドッカプの開催は初めてのこと。サッカー競技場の国際レベルの会場が少ない日本にとって、大急ぎで全国に建設を進め開催に間に合わせた。その1つが「神戸ウイングスタジアム」であります。もともとここには小さな競技場がありましたが、こんなにも巨大な建物になるとは想像しませんでした。近くで見るとあまりの大きさに感動と驚きを感じました。

 2001年10月に第一次整備を完了しワールドカップに備えました。2002年6月5日ロシア2−0チュニジア戦、6月7日スゥーデン2−1ナイジェリア戦、決勝リーグでは6月17日ブラジル2−0ベルギー戦が行われ、いずれも感動的な試合となりました。ちなみに優勝はロナウド選手の活躍などでブラジルが世界を制覇しました。

 終了後は可道屋根を持った全天候型スポーツスタジアムとして、2003年4月にグランドオープン。収容人数34,000人。サッカー以外にはラグビー、アメリカンフットボールその他イベントに利用される。

 1975(昭和50)年9月14日結婚した私達が最初に住んだのは、この競技場のすぐ近くの兵庫区小川通でありました。この辺りは神戸の中でも最も下町で、人の優しさと活気に満ちた私も大好きな街でもあります。

 撮影2003年 秋