日本で一番高層ビルが建ち並ぶ地域は「新宿」。私は昭和41年から50年まで東京に住んでいた。第二の故郷だと思っている。大学は御茶ノ水駅、住まいは中野駅。その後の職場は信濃町駅そして四谷駅。不思議にも全ての駅がJR中央線上にある。したがって遊びに行くとなると定期券もある範囲となる。それが「新宿駅」なのだ。友達も新宿周辺に沢山いた関係からも頻繁に足を運んだ。お陰で道に迷うことは全くない。
昭和47年に京王プラザホテルが開業している。それまでの新宿駅西口は、駅前周辺に少しのビルとお店があったぐらいで、それ以上西側へ行くことはまずなかった。京王プラザホテルは超高層ビルで高級感があり、当時は大変な話題となりました。その後は次々と更なる超高層ビルが建設され、いつの間にか新宿西口はビルの森になっていました。一流企業が挙ってこの森に集結してきました。今では日本経済の一大拠点となっています。ちなみにこれらの中で最もノッポのビルは「東京都庁」であります。 この写真は私の定宿としている「新宿プリンスホテル」の14階の部屋からガラス越しに撮ったのもで、これから数万人もの人が仕事に出勤する前の、朝日に照らされた静寂のひと時の様子であります。 撮影2003年 春
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